年が明けてややしばらく経ちますが、私はこの5日間ほど体調を崩しております。。。
微熱と喉の痛みが取れず、業務にも少なからず影響が出ており日々焦る一方体調はさほど回復していないわけです。そんな中、対外的な当事務所の仕事初めとしてはこのブログと相成りました<(_ _)>
さて、新年一発目から辛辣なお話ですが世の中モノやサービスを買う人って2パターンです。
価格で選ぶ人、価値で選ぶ人
要するに「価格<価値」ならば買うというのが消費行動と言えるのですが、実際のところそんな価値観は人それぞれなので一概には言えません。また、こうした消費者は何かしら(経験則含め)「比較対象」を持っているのでその比較となります。
それでなんでこんなことを書いているかというと写真業なら今も昔も変わらない「撮影料に関する議論」において先日、某カメラマンから聞いた「あるある話」をご紹介。
モデルさんのプロフィール写真の撮影依頼があり、撮影料を15,000円提示したところ「高いので遠慮します」と言われたそうな。
さて、ここで「15,000円」は高いか安いか?
こ
こ
は
考
え
る
時
間
で
す
。
そんなの誰にも分かりません。
そもそも聞かれたのは「価格」であって「内容」ではないのです。
このカメラマンも別にふっかけてやろうと思った訳でもないし、このカメラマンの技量はさておき、私の知る限りでは自宅スタジオを使用し、撮影に三時間、その後のセレクトやレタッチに半日くらいは費やす人であることは知っている。なので「価格設定高いですかね?」と聞かれたので「そんなことはないんじゃないのかな」と答えた。これだけの手間と時間をかけるなら15,000円はむしろ割安と見るほうが正常かと思うがいかがでしょうか?(※最終的に客が満足する前提での話ね)
ただ、ここで気になったというか、これまたよくある話なのだけど、モデルとして活動していながらプロフィール写真に15,000円の支出が高いと感じたそのモデルの見識を疑う。もっと言ってしまえばこういう人は「売れない」。なぜならプロフィール写真というのは宣伝材料であり「一人歩きする」いわば自分の「分身」なのだから。
モデル選びの現場の最初は「ブック」を見て決める。また、選ぶ方は無数の候補者のブックを見てるわけで、当然選ぶ側の人たちは目が肥えているし、見る視点が違う。欲しいイメージ通りのモデルさん、という前提はあるが、少なくとも綺麗とかカワイイだけで選ばれることなんてないと思う。ただ、「迷うケース」は多々あり、こういうときにプロフィール写真の「質」が影響すると思う。
要するにプロフィール写真にお金かかっている人というのは仕事に対する姿勢も現れる。似たようなモデルがいて、安っぽいスナップ写真とちゃんと考えて撮られた写真のプロフィール写真のモデル。この二者なら後者が選ばれる可能性が高いと思う。なのでプロフィール写真というものはこうした外見以外の仕事に対する姿勢など一緒に見られていると思うくらいの覚悟が必要なものだと思う。
ちなみにだけど、いまどき証明写真をそこいらの写真館で撮ってもらっても5千円くらいはする。証明写真といえば年中同じ場所に設置された機材とそれなりのカメラを使い、パートかアルバイトが撮影しているアレである。あれでもそれくらいはしている。
---
一方、世の中には「価格だけ」で決める人が多いのも事実で、こういう人たちと関わると幸せになれる可能性は低い。そもそも価格というのは定量化されており、比較しやすい。総じて自分では何も考えない人に多い傾向なのだけど。
また、売る側も「安く売る」というのは簡単で効果も出やすい。ただ、これまた自分で何も考えない人たちの傾向ではある。
いずれにせよ価格で選ぼうが、価値で選ぼうが、そこに明確な答えがあるわけではないと思うのだけど、少なからずその両者の「違い」を意識しておくだけでもビジネスや日常生活の中で選択肢が増えると思います。