人は生きている限りいろいろなことがあります。私もいろいろ公私に渡り考えたり、悩むことというものはあります。
が、残念なことに40年ほど生きていますとけっこうドライと言いますか、悩まなくなると言いますか、「ダメなものはダメ」という判断をするようになります。
もうね「しょうがないじゃん?」と思えてしまうのです。これはこれで残念というか悲しいことで些細なことで悩めた年代が懐かしいくらいです。若い頃は一つの恋愛の苦しみが一生続くようなこともありましたが、今では一晩寝たら解決しています。
そこで悩み多き現代人向けに私の主観ですが「考え事」と「悩み事」について書いてみます。
■考え事
原因:内部要因
「考え事」の原因は「内部要因」です。内部要因と書くとたいそうですが要するに「自分の問題」です。自分で結果をコントロールできる類のものです。意志決定が早いというのはこの内部要因だからです。なので経営者の意志決定の早さというのは「自分で結果をコントロールできる」ことに起因します。
■悩み事
原因:外部要因
「悩み事」の原因は「外部要因」です。そもそもなぜ悩むかというと自分では結果をコントロールできないからです。また、悩み事の原因のほとんどは「人間関係」に起因します。
・悩み事の例 その1:仕事
部下が働かない、上司が無能、取引先との交渉などなど。経営者の悩みというのは組織の問題であって事業の問題ではないケースが多いと思います。また、サラリーマンであれば先輩や後輩との人間関係が悩みの種です。
・悩み事の例 その2:恋愛
恋愛にはいろいろな形がありますが、これは明らかに「相手」があってのことですので外部要因です。普通の恋愛、不倫、恋愛の延長にあるDVなどどれも「相手次第」です。
・悩み事の例 その3:健康
健康の悩みは自分の場合、他人の場合といろいろあります。自分の健康問題の悩みであっても病気は第三者(自分の意思とは関係なく発症するので)です。また、親族の病気などもまた外部要因です。他人の病気を一緒に悩んでも解決しません。
■「考え事」と「悩み事」の共通点
両者に共通しているのは「時間を浪費する」という点です。ただ、「考え事」の場合は自分でコントロールできるので意思決定の早さだけですが、「悩み事」の場合は人生に影響します。特に普通の恋愛ならまだしも不倫やDVは良いこと無しです。これは統計学的、経験則的に誰しも疑う余地の無いところだと思います。
また、悩み事は度を超えると躁鬱病の原因にもなります。
■目に見えるもの、今ある状態は「過去」なのでどうにもならない。
時間軸の捉え方なのですが、目に見えるものはすべて「過去」の結果です。むろん、今ある状態もまた同じ。当然過去は変えられませんので、変えようのないものを悩むだけ「無駄」です。一方、「未来」はまだ起こっていませんので誰でも変えるチャンスがあるのです。要するに終わったことを悔やむより、それらを経験として「次」を考えるほうがスマートです。
それで悩み事を解決する一つの方法としては「悩みの種」を無くしてしまうこと、すなわち悩みの原因となる人とは縁を切ることです。そもそも「過去と他人は変えられない」と割り切ることです。
■変えられるのは未来と自分だけ。
自分の意思で変えることができるのは「自分自身」と「未来」です。最後は「相手に合わせる」くらいしか着地点はありません。ただ、これが正しいかどうかは分かりません。他人に合わせるというのはストレスですし、それができるくらいならそもそも悩まないのです。世の中の仕組みの大半は他人に起因する「悩み」です。ビジネスや恋愛ならずとも究極的には政治経済においても同じです。
そもそも政治や経済というのは権力者の「思惑」でしか意思決定されません。実際のところ末端の国民の意思なんて反映されていませんよ。批判されても「批判されるような意思決定」をしているということがその証拠です。結局、国民はそこに合わせるしか選択肢無いんです。民主主義は概念であって実態は違います。
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結論としては考え事も悩み事も人生の貴重な時間を浪費するという点において共通しているわけですから、考えるのも悩むのも最短で済ませるのが賢い。むしろ「その時間が無駄」というポリシーを持ってもいいくらい。未来のことや事業戦略を考えることはワクワクするので楽しいですが、やはり時間の浪費に変わりはない。さっさと行動して失敗して次のチャンスを探すほうが良いと思います。最近思うに有能な経営者というのはこうした切り替えセンスがバツグンな人に多いと思います。むしろ仕事の処理能力とか関係ないです。
あと、本質的に人生を破滅させるような問題は起きないと思うことも大事です。
ただ、これだけ言っても人というのは自分の考えを変えずにダラダラ時間を浪費するんですけどね。ご自身の悩みや周囲の人たちの悩みを客観的に分析するとよく分かると思います。
ひとまず。