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  • 上海出張 その2

    この日は朝から上海虹橋駅まで新幹線のチケットを取りに行き、午後から再度展示会訪問、上海在住の友人A氏と久しぶりの再会など、割と予定が詰まっていた。

    なにはともあれホテルで朝食(ビュッフェスタイル)を頂くことに・・・・;

    なにやら微妙な感じではあるが、これ以外にチャーハンやスイカ、お粥などもある。ひとまず最初だし、何も分からないので適当なチョイス。左の揚げパンはテレビでも見たことがあるが、ほんとパンを揚げただけ。それなりに旨いが味が無い。そしてその隣にある饅頭は「具なし」であった・・・。どうやら豆腐の汁(写真上)に浸けて食べるのか?とも思うがこの豆腐の汁だが味が無いwほんとうに「豆腐の汁」なのだ。ただ、野菜炒めや焼きそばはそれなりに旨い。焼きそばは黒酢が効いていて、個人的には嫌いでは無かった。

    ただ、一日どこで何を食べるか分からないし、せっかくなので昨夜のような食堂やら露店で食べ歩きもしたかったので軽めに。

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    移動は「地下鉄」なのだが、というか上海の地下鉄は便利だ。そもそも市内に10本以上の地下鉄が走っているし、中心部は適当に歩けば地下鉄の入り口に出くわす。ニューヨーク同様、上海での移動は「徒歩か地下鉄」が便利に思う。

    何はともあれ虹橋駅へ。

    地下鉄10号線で向かうが、二つほど手前の駅で全員降ろされる。2号線も入っており、2号線は途中で分岐するので降ろされるというのは聞いていたが、10号線で降ろされたのでいささか動揺する。しかし、動揺したところ聞ける相手がいるわけでもなく、周囲に大きな荷物持っている人がいたらつぶさにその人の動きを観察するしかない。

    そうこうしているうちに次の電車が来たのでそれに乗り、無事に虹橋駅に到着。そして着いてびっくりなのだが;

    とにかく広い・・・・。チケット売り場に行き、チケットを受け取るだけだが、このフロアからさらに上に上がる。どこから上がるのか探すことになる。

    やっとのことでチケット売り場まで辿り着くも、ここでも手荷物検査とボディチェックを受ける。

    それでチケット売り場を見つけるも、本当にここで良いのか分からない。出国前に事前に予約購入してあり、その予約番号を窓口に告げるだけのはずなんだが・・・、どうも優先的に扱ってくれる窓口が見当たらない。そこにあるのはチケット窓口の前の「長蛇の列」である・・・・。

    そして窓口上部の電光掲示板を見るも、数字以外は全部中国語で何一つ読めない・・・・。

    私としてはすでに予約購入してあるし、もっとスムーズにチケットもらえるという感覚で行ったので、「ここは違うんじゃないか?」と思っていた。それで駅員に強引に英語で話しかけ、予約した時の紙を見せると「長蛇の列」を指さした。

    異国の地で衝撃を受ける、、、というかこれは日本人の傲慢な考えだ。ここでは「並ぶのが普通」なのだから。ちなみに窓口前がどういう状況かというとこんな感じ;

    ちなみにこういう窓口がほかにも二カ所ほどあり、どこもこんな感じ。空いている窓口探すくらいならさっさと並んだ方が早いと思った。

    覚悟を決めて並ぶ。予約購入したチケットを受け取るだけで30分近くかかった。窓口では予約したときの紙とパスポートを出す。基本的に中国の新幹線に乗るためには、身分証明書が必ず必要で、外国人の場合はパスポートが必要である。またチケットを買うときも必要。私はネットで買ったがパスポートのスキャンデータを送る必要があった。

    ひとまずチケットを受け取り、駅の中を散策することにするも「人の多さ」に圧倒される。なんかスケール違う・・・・。

    警察官もいるにはいるが、原則カートで移動している(基本的に座ったままで降りてこないけど)。東京ドームがすっぽり入りそうな広さ。これが春節の時期だとどんなことになるのやら想像しただけでもゾッとするw

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    無事にチケットも受け取り、再び展示会場に行こうと思うも時間が早かったのでちょっと上海の問屋街(老街エリア)を散策することに。

    ↑の写真の左側の建物なんだけど、全体撮るの忘れてますが、かなり大きな建物です。デパートくらいの大きさをイメージしてもらえればよろしいかと。

    建物の中はアメ横みたいな感じですが、何がなんだか分からないくらい雑多な空間w

    旅のバイブル「地球の歩き方」によると、「小売り」もしていると言うのだが、値段も分からないし、言葉も通じないのでどうしようもないw通路にゴミが散乱しているのなんて当たり前だし、そこいらで食事中の方たち多数。

    こうした「食事風景」はここに限らず至るところで見かけました。とりあえず欲しい物なく、とりあえず出ることに。

    ストレートネックの症状が徐々に悪化し、このあたりから激痛と闘い始める(T_T)

    外に出てみると、今度はおもちゃの問屋街に遭遇する。このくらいからどこを歩いているのか全く分からずただふらふら歩くのみ・・・。

    値段なんて分からないし、「おや?これって著作権的にどうなの?」みたいな商品もちらほら。

    「棚卸し」なんて絶対してねぇーだろうなぁーw

    そしてその次に目に入ったのが「ドローン」である。

    ちなみに「カメラ付き」ではなく、単にラジコン飛行機的な売られ方でした。いくらくらいで売っているのか分かりませんが、どこでも売ってて、お茶屋の軒先でも売ってたし。

    こういう流行に乗る速さたるやさすが中国だな、と思った。

    一通り散策したあとは、再び展示会場へ・・・。

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    展示会場を後にし、上海在住のA氏と待ち合わせの約束をしており、それまで時間があったので上海で一番大きな撮影機材店があるというので魯班路(LubanRoad)へ。ここに星光撮影機材城というのがあるというので行くことに。

    この建物の大きさからして、日本のヨドバシカメラやビックカメラのような業態を連想するも中に入ってわかったのが;

    単なる「中野ブロードウェイ」であった。要するに小さな機材店とおぼしきお店が入っているビル、というだけ。

    それなりに専門店があるにはあるけど、だいたいどこも「同じ商品」を売っている。そして「売っている商品のメーカーが独自のショップを出している」という、なんというかこれで商売として成立するの?みたいな場所。そもそもこの雰囲気で何万もする機材を買う気分にはならない。

    そして相変わらずそこで働く人たちは「飯食う」、「スマホ見てる」、「寝てる」のこのどれかしかしていない。むしろこれで経済が回っているならこの人たちが本気で仕事したら一体中国のGDPはどうなるの?と思うほど。

    不思議・・・・。

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    そうこうしているとA氏から連絡があり、Dapuqiao(漢字不明)へ。ここは市内の中でも開発が進み日本のファーストフードやスタバなんかもあるエリア。待ち合わせまで時間があるので散策する。

    着いてそうそうなにげに入ったショッピングモールの中のスーパーマーケット。

    雰囲気からも分かるかと思うが「高級スーパー」である。

    ちなみに言っておくと、上海の物価は東京と変わらないかそれより高い。一方、庶民的な値段のものもあるにはあるが、「そうじゃない値段のもの」が普通に存在している。市内には多くのコンビニ(日系企業)があるが、売ってるものも値段も日本と変わらない。

    ちょうどこの頃、お腹が空いてきたので何か食べようかと思うも、このショッピングモール内ではちょっとした軽食で40元(800円以上)はしていたのでパス。いったんショッピングモールを出て、どっか探そうと思いたつ。

    そしてショッピングモールを出て、通りを挟んだ路地にあったのがこの饅頭屋。値段が書かれているし、ここなら「指さしだけで注文できる!」と踏んだので注文してみる。

    とりあえず何が何だか分からないので「肉」らしき文字と「豚」らしき文字を認識し、かつ1.5元(30円チョイ)というのを発見し、必死で指さしアピール。

    ここで日本人っぽさが出てしまうのだが、一個じゃ悪いと思い二個頼む(むろん、指二本出すのみw)。

    無事ゲット♪

    食べてみるとまさに「豚まん」で安堵。そして旨い。心の中で「そうそう、こういうの食べたかったんだよねぇ♪」と思いながらほおばった。

    小腹も満たされ、A氏と合流。

    近隣の観光地にあるオープンカフェで40元(800円)のチンタオビール(350ml)を飲む。

    ちなみにこの店はサービスが良い、というか、相手も「高い」ことは承知しているのか、とにかくサービスが良い。英語も通じる。

    要するに、どこの国でも「サービス=付加価値」ってこと。途中、雨が降ってきたら、「こっちの席に移動してくださいね。」と言うしね。こんなことほかの店じゃ絶対言われないしw

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    ちょっと飲んだところで軽く調子が出てしまい、晩飯行きましょう、ということで移動。地下鉄で行くことも検討したが、そんなに遠くは無いというのでA氏にお願いしてタクシーで行くことに。上海での初タクシーである。

    基本的に車内は綺麗でも無いし、エアコンはドライバーの気分次第で入ってないことも多々ある(上海のタクシーは窓開けて走っている車両多い)。

    とりあえず走り出し、A氏とドライバーが中国語で話している。とうぜんサッパリわからないw

    そしてほどなくして、なにやらドライバーがぶつくさ言いながら急に車を止めて外に出て行き何かと思いきや・・・・;

    トイレに行きたかったようです・・・・w

    ほどなくして目的のレストランに到着。上海に来てからやっとちゃんとした食事らしきものを食す。

    上海に来てからなかなか「野菜」を食べる機会に恵まれず、やっと野菜にありつく。

    こちらのパイ包みは中に味の付いた大根の千切りが入っており、なかなか美味だった。

    それにしてもここで頼んだビールが「常温」なのにはがっかりだったwなかなか冷たいビールにありつけないというのは今回の出張の教訓。

    食事も済ませ、このあとここから歩いて観光名所の「外灘エリア」を散策することに。

    (続く)


  • 上海出張 その1

    忙殺というか、やること多すぎるし、ストレートネックの治療もなかなか進まない中、上海に行ってきた。そこで見聞きしたことを備忘録的に書いておこうと思う。

    展示会の視察、取引先訪問、そしてスナップの撮影などなど。割とてんこ盛り。久しぶりの海外ながら、実のところテンション低い出発であった。「仕事」という大義名分があるからこそ行ったが、観光では行くこと無いな、そんな感じ。

    そんな感じなものだから、さほど事前準備もせずw、空き時間に観光しようとも思わなかった。そんな時間があったらスナップ撮って歩いた方が良い。どこに行ってもそうなのだが、これと言った観光地にさほど興味は無い。これは昔から。

    そうは言いつつ必要最低限のことは調べたのだが、ほんと必要最低限。いつもの旅と違うのはホテルを事前に予約していたことくらい。あとはWIFIを用意したくらいか。お金も足りなければ現地でキャッシングすればいいやと言うことで1,500元(日本円で三万円ちょっと)を両替したのみ。

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    空港に到着し、まずは地下鉄で移動するのだが、ここでICカードを買う。カード代(デポジット)20元、それに10元単位で任意にチャージする。これは日本で言うところのSUICAやPASMOと同じ。上海という都市は、想像以上に近代化されている(と言っては失礼だが)。

    正直なところ東京と変わらない。確かに国民性からか、かなりパンチ効いた人々も多数存在するが、共産主義とはほど遠い印象。まあ、このあたりは「上海だから」かも知れないのだけど。

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    まずは、展示会場に向かうことにした。

    展示会場の最寄り駅までたどり着き、地上に出ると早速「ああ、中国だなぁ」という光景を見る。

    基本的に車は多い。特に「高級車」がやたら多い。ただ、どんな高級車だろうがドライバーの質はビミョーであるwこのレクサスは横断歩道上でUターンしようとしているのだが、当然、周囲の車には邪魔なのでクラクションを鳴らされまくる。ただ、このドライバーはそんなのお構いなしだし、この程度のことは頻繁に目にした。

    「上海のドライバーはハートがストロング」

    である。ちなみに高級車だろうが、エコノミーカーだろうが、関係ない。

    展示会の会場に到着し見学。

    会場がやたらでかい。また、この展示会場の界隈はこうしたコンベンションセンターやら大きな建物が建設中でもある。

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    会場内に入るにはボディチェックと手荷物検査(X線)を受ける必要がある。それでこの「X線検査」は人が集まる公共の場所や地下鉄、高速鉄道(新幹線)に乗るときもX線検査をされる。この検査にどういう意味があるのか、この国の人たちは「不思議なモノ」を持ち歩くからだろうが検査するほうもかなり適当なので、どの程度役立っているのか疑問。

    そうして中に入ると目に入ってきたのが;

    座り込む若者たち。後に理解したのだけど、これは彼らがおかしいのではなく、中国人としては「普通」である。むしろ「座っている」のは礼儀正しいの?と思った。それはなぜかというと;

    「寝る」のもアリだからw

    そうこういろいろ脳内がパニックを起こしながら一通り展示を見たあと、一服したくなり外に出た。上海はどこでも喫煙できるのが良い。ただ、そこにもパンチの効いている人がいた;

    あのー、この展示会は写真関連もありますが、それと一緒にブライダル関連の展示会もやっており、その帰りなのかもらった資料を広げて整理している女性(けっこう美人)がいらっしゃいました・・・。

    ちなみに言うと、この女性はまだ「人混みの中を避けてこの場」で広げてますが、実のところ会場内でも同様の光景を見ました・・・。

    「上海の女性はタフである。」

    そうは言っても上海は大都会だし、中国国内でもかなり洗練されている都市ですが、それでもこういう感じ。その一方、こうした実態を嘆く中国人女性もいますので、このあたりに関して言うと、それは個々人次第、というところでしょうか。。。

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    何はともあれ展示会場を後にし、ひとまずホテルにチェックインすることに。ただ、地下鉄で行くにも微妙だし、タクシーも面倒(上海のタクシーは割と健全。ただ、行き先のやりとりが面倒w)。そこでグーグルマップで調べると徒歩で20分弱なので歩いて行くことに。すると目の前でタクシーを止めてなにやら会話している女性二人組(なかなかの大音量w)を発見;

    値段交渉をするとは思えないので、何か「聞いている」のでしょうね。写真でもわかると思いますが「けっこう道路の真ん中」でやってますwちなみにこの緑色のタクシーは上海三大タクシー会社の中の一社で評判が良い会社。タクシードライバーは一度クレームが入ると生涯タクシードライバーのライセンスを剥奪されるので、それなりにちゃんとしている(らしい)。

    そしてしばらく見ていると;

    交渉していた女性が出てきて、決裂したんでしょうね、、、中国語なので詳細は一切分かりませんが。

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    歩を進めることにする。

    この展示会場からホテルまでは、東京で言うところの江東区みたいなエリアで、けっこう新しく開発されているエリアの様子。

    そうこうしているうちにホテルのそばまで到着。すると歩道とおぼしき場所をバイクがガンガン走っている。

    基本的にバイクはノーヘルである。ただ、どのバイクも「堂々と」走っているのでもしかするとここはバイク専用かも知れない、とも思うがどうも不自然wなぜなら車道を走っているバイクもいるから。

    それで上海のバイクは「電動」が多い。おそらく公害対策ゆえに電動バイクが多いのだろうけど、これがけっこう危険。そもそもさほど運転マナーのよろしくない土地柄に加え、夜はバッテリーを節約するために「無灯火」で走っている。

    どういうことかというと、電動であるがゆえに無音で無灯火のバイクがいつの間にか歩いていると後ろからやってきて突然クラクションを鳴らすのである。日常の光景だろうがこちらはそんなこと知らないもんだからクラクションならされると驚いてよけることになる。

    「上海ではバイクに注意。」

    である。ただ、「電動バイク」と言っても日本の「電動バイク」とは異なり、作りはかなり雑。バッテリーは単なるバイク用のバッテリを二つくらい積んであり、それをモーターに繋いでいるようなレベル。タイヤも細い。日本のように「リチウムイオン電池」なんてものは使われていない。

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    いったんホテルに戻り、租界エリアを散策後、再びホテルに戻り夕飯を食べることに。そもそもホテルの周りには数件の食堂があるものの、言葉が通じないし、何がなんだか分からない。メニューに写真が飾ってある食堂に入って指さして注文。

    このあたりの食堂でのルールがよく分からないが、注文したらその場で支払い、適当に席に座って待つ。

    私が着席したタイミングくらいから店内が賑わい出す。仕事帰りとおぼしき若者たちや、家族連れなどなど。ちなみに上海の気候は東京に似ており、蒸し暑い。そして入り口のドアは開けっ放しである。そのためか「蚊」が多く、蚊に食われてしまう。

    ほどなくして頼んだ料理到着。

    骨付き牛肉と、竹子刻んだものとたっぷりのラー油の麺料理。名前は分からない。味は悪くないのだけど、もう少し塩気があっても良いように思う。日本のラーメンのように凝ったスープでもない。ちなみにこれで16元(350円ほど)。

    ちなみに「中国=安い」というイメージをお持ちの方もいるかと思うが、上海に関して言えば物価は東京と同じか物によっては高い。むろん庶民向けの物は日本より安いのだがこうした食堂のメニューは10~16元がほとんどである。一方、外国企業(スタバやケンタッキーなど)は日本と同じくらいの値段である。

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    それにしても展示会場にほど近いホテルにしたが、場所が少々イマイチだったな。

    (つづく)

     

     

     


  • 作業環境改善計画

    先日、ストレートネックについてかなり真剣に困っている、という話を書きました。

    そして、その後も試行錯誤は続いており、とりあえず作業環境を整えるべくいろいろ導入した結果こうなったw

    まず、モニタ(ノートPCに接続しているが、ノートPCの画面はオフ)を目線と同じ高さにする。そもそも体に良いモニタの位置というのは「目線の下」なのだけど、結局のところ背筋が伸びた状態の話であって「猫背」ではストレートネックの原因にしかならず、「背筋を伸ばした状態でちょっと下」にしないと意味が無いということがわかり改善した。

    あと、モニタを持ち上げた分のスペースがもったいないのでアイリスオーヤマの化粧板と100円ショップのペン立てでキーボード収納スペース兼手帳などの置き場を作った。

    専用のものでも良かったのだけど、それだと融通効かないと思ってこうしたのだがこれは大正解。左右にペン立てあるのは超便利。

    これ以外にパームレストの導入など、とにかく腕や首に負担がかからないような環境を構築。正直なところ30分くらいPCの前で作業するのが限界なくらいの症状なのでかなりシャレにならない。

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    こうした作業環境改善以外にもカイロプラクティックにも通っている。カイロプラクティックはお金がかかるが仕方ない。整形外科に行くよりマシ。

    ただ、今一度、ご自身の職場環境、特にPC周り、モニタの位置は見直して頂きたい。

    私はそもそも肩こりしない体質だったのだけど、ただ、パソコンをノートPCに変えただけ。ノートPCが悪い訳では無いのだけど、そうした予備知識が無かったゆえに大変な目に遭っている。

    先日、元プログラマの友人と話したときも、彼自身、二週間ほど海外に行った際に(PCのモニタを長時間見ない環境にいた)、肩凝りを全然しなかった、と言っていた。今のご時世、特にこのサイトを見ている方たちはPC依存度高い人たちだろうから、気をつけたほうが良いと思う。

    ほんと一度患うとかなり面倒ですよ!

    私は余計な出費続きです(T_T)


  • 職業病と医者嫌い、そして対策。

    この一年半ほど、肩甲骨に激痛が走っている。

    そしてこの二ヶ月ほどで症状がさらに悪化し、右上腕と右手の痺れ、ヒジあたりの痙攣などなど。さらに、原因不明の筋力低下に見舞われていた。昨年、整骨院に行ったものの、さほど明確に原因が分かることもなく、今日に至っていた。ただ、ここのところ打ち合わせ中に肩甲骨の激痛や前述した諸症状が出始めたので先日やっと整形外科に行ってきた。

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    そもそも私は「医者」が嫌いである。理由は単純で「他の可能性を考えず、ただ、自分の都合で診断をする。」からである。開業医なんぞは愚の骨頂で、「おまえアホか」とブチ切れそうになった回数分からない。特に歯医者はひどいもんで、保険適用内でと問診票に書いているにも関わらず、自費治療を勝手にしようとする始末。そしてそれを拒否した瞬間に態度を変貌させる歯科医。そんなこんなで私の医者嫌いはかなりなレベルに達した。

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    ただ、そうは言いつつ「痛みが勝る」(仕事にならないレベルの痛さ)状態だったのでネットで検索しまくって見つけた整形外科(個人病院)に行って来た。

    結論から言うと原因は「首」であった。

    原因は「首である」(ストレートネック)ということを見つけたこの医者は話し方も説明の仕方もおおむね合格点だが、首の牽引と薬で経過観察という「???」治療方法で、ちょっと期待を裏切る感じになった。整形外科というのはほんと、「骨折以外」に対しては具体性のある診断や治療法を提案できないのかね?処方された薬もロキソニンだしなぁ。。。

    それで帰宅後、いろいろネットで調べたらまさに私の症状と合致する、そしてこれはかなりポピュラーな症状ということが分かった。

    腕のしびれは危険信号 危ない「首こり」対策

    ここに書かれているそのまんまwならばここに書いてある対策をしようと決めた。

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    さて、この症状の原因について書いておく。この症状が出たのは一年半ほど前である。なぜか?

    仕事で使っているPCを17インチHD表示のノートPCに変えてから。

    である。

    これは完全に合致する。正直17インチでHD表示(1920×1080pixel)のノートPCは字が小さすぎるし、確かに猫背になりがちで、肩こりを頻発させていた。

    そもそもノートPCにした理由は撮影の時のテザーにも、スタジオでの作業でも、要するにどこでも作業ができるからという理由だったのだがそれが裏目に出た。「目が悪くなりそうだな、、、」とは思っていたが、まさかここまで重傷化するとは(T_T)

    ひとまず原因が分かったので対策を講じることにした。

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    まずはノートPCスタンドを買うことにした。するこの商品のレビューには同様の症状で悩んでいる人たちの投稿が多くて驚くw

    ただ、実際に設置してみたところ、17インチのノートパソコンだと強度的に問題が無くても、画面が遠すぎてしまったのである。商品自体は冷却性も期待できるし、私は持ち運ばないと思うがアルミ製でカッコイイ。ケースも付いている。ただそれでは目的とは違う。ということで、ノートPCのモニタをやめ、液晶モニタを増設することに。

    最初はPCを買い換えようかと思ったが、いずれにせよノートPCは必要なのでモニタだけ追加した。このモニタはサブPC用に使っていてかなり良いので新たに購入した。そしてノートPCのモニタはオフにして使うことに。

    液晶モニターメインなら、やはりモニターアームも必要。サブPC(デュアルモニタ)で使って信頼性、使いやすさが良いのでこちらも追加。モニターアームの利点は姿勢によってモニタの位置を自由にできること。

    そしてキーボード追加購入。

    そもそもマウスを同社のM545を使っており、UnifyingレシーバーがUSB端子に刺さっているのでこれを使う。これまたサブPCで使っていて使い勝手とコストパフォーマンスが抜群すぎるので迷わず購入。ただ、使っているノートPCにはBluetoothがもともと入っており、今思えばUSB端子を無駄に塞いだようにも思う、、、

    そして最後にこれ!

    病院行って牽引するというのは正直非現実的というか、そんな10分くらい首引っ張って治るなんて思わないのでこれを購入。外出時には使えないが、仕事中ならアリ。かなりがっちり固定されますw

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    いずれにせよ17インチモニタでHD表示はダメじゃ無いけど今陥っている状況を考えると「外出用」であってメインとして使うのは厳しいと思う。

    上記対策はまだ始めて間もないが、少なからず最初に紹介した腕のしびれは危険信号 危ない「首こり」対策で書かれているストレッチは効果がありそうに思う。

    同業の方たちの参考になれば。

    ひとまず。


  • トラブルはレベルに応じたものしか起きない。

    3月、4月とけっこうバタバタしていた。忙しいというよりは第三者に振り回される感じでバタバタしていた。

    要するに「トラブル続き」ってことである。

    当事務所の場合、「持たぬ経営」がテーマの一つであり、一方、外部に委託する比率がとても高い。これは事業構造上避けては通れない部分なのだけど、「これだけやってててもダメか・・・」ということが割と頻繁に起きるw

    むろん、トラブルが起きることを想定しているし、「トラブル要因」は常に頭の中にある。ただ、現実には「想定しているトラブルは、トラブルでは無い。」ということ。要するに、想定しているレベルのものだし、「想定できている=対策している」わけだから、起こっても対処のしようがある。

    なので、結果的に現実に遭遇するトラブルというものは「想定を超えて」いる。そしてその「質」は割と致命的なレベルで起こる(T_T)

    それでふと、そんなトラブル続きの状況で、「ふと昔を思い返す」とね、その「致命的なレベルのトラブル」というのはその時のレベルに比例してダメージを与えて来る、ということに気づいた。「創業当時と今」を比較すると、トラブルによる損失額が全然違うのであるw

    完全に「桁違い」。絶対的な金額での比較だけど、あのころ今のような経済的な損失を伴うトラブル起きたら死ぬしか無い。機会損失、実損失、いろいろあるけど、どれも今はなんとか切り抜けることができている。

    そう考えるとトラブルというのは「レベルに応じたもの」しか起きないんだと思う。毎回膝から崩れ落ちるくらいのことが起きるのだけどw、それって「レベルに応じたトラブル」なのね、未経験の。そしてそれは自分の成長の指標の一つだと言える(※そう思うしか無いんだけどw)。

    なので、想像を超えるトラブルが起きたら「成長過程」とポジティブに受け止め、善処すべきだと思うし、なーんもトラブルが起きないならむしろ「危機感」を持っても良いのかも知れない。

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    連休明けて、やっと滞っている諸案件に取りかかれる感じになってきた♪