株式会社細野晃義写真事務所・細野晃義行政書士事務所のホームページ

カテゴリー: daily

  • PAF2025東京に出展します。

    当事務所としては「初」の写真機材の展示会に出展します。出展すると言いましても、サンプルをちょこっと並べて私が立っているというなかなかシュールな情景が想像できるので、他の出展社の皆さんの邪魔にならないようひっそりしていたいと思います。また、出展名は「UNPLUGGED STUDIO」として出展しますので、当事務所の名前はどこにも出てこない(予定)です。

    機材やライティングについて質問あればお越しいただいた際に聞いてください。私はただそこにいるだけですので意外とフランクに会話できるような気がしています。

    ライティングや法律、経営、ジャンルを問わずお話できればと思います。

    よろしくお願いします!

    公式サイト https://paf2025tokyo.site/

    当事務所としては「初」の写真機材の展示会に出展します。出展すると言いましても、サンプルをちょこっと並べて私が立…

  • UNPLUGGED STUDIO製品入荷状況について。

    6月頃から弊社取り扱いブランド「UNPLUGGED STUDIO」製品の入荷が滞っておりましたが、今月より随時入荷します。

    倉庫移転やら資材調達の遅延などいろいろな事情が複合的に絡み合いユーザーの皆様に大変ご不便をおかけしました。

    また、お問合せも多く頂いており申し訳ありません。

    今後は以前よりもより安定的に商品の供給ができる体制になる予定です。

    販売ルートについても拡大する計画がございますので今まで以上にユーザーの皆様にはお買い求め頂きやすい環境整備に努めて参ります。

    引き続き何卒よろしくお願いします。

     

    6月頃から弊社取り扱いブランド「UNPLUGGED STUDIO」製品の入荷が滞っておりましたが、今月より随時…

  • 「気の利かないアメリカ」みたいな国、中国。

    師走です。

    仕事納め、なんてあるわけもなく、普段通り仕事して新年を迎えることになる。

    それで、結局のところ当事務所のこのブログは年に一回更新ですな。本来であれば新規の取引先はこういう場が当事務所の情報収集の場なんでしょうし、そういう意味ではとても重要なはずなんですが、まぁ、書くことが無いというより書けることがないのです。

    日常的なことについてはFBページで書いている(更新頻度は不定期)のでそちらをご参照頂きたい。

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    さて、今年は中国に二度行った。いつもなら中国一回、別の国一つ、もしくは二つくらいのペースで海外出張があるが、今年は中国だけ二回行った。

    仕事はもちろんのこと昨年から個人的な興味も尽きないのが中国で、実際に現地に赴くと報道されない事が見えてくる。

    それで今年は紹興市と北京市に行った。

    むろん、上海経由でそれぞれ行ったが今年の上海はただの経由地となった。毎年行くのに「上海だけ」というのもつまらないし、どうせならということで出張先の関係で紹興市、個人的な興味で北京市に行った(それぞれ7月と11月)。

    あの広大な国を網羅した訳では無いので偉そうなことは言えないが、中国はすでに「先進国」だと思っている。そもそも「中国」は日本人でも「持つイメージ」が様々で、中国の話をするとあまり良いイメージを聞かない。特に国民性についてマイナスイメージが多いと感じる。

    声がでかい、集団で行動する、臭い、などなど。確かにそういう側面はある。ただ、現地に数回赴くとそれらについていろいろ思うことが出てくる。

    ●声がでかい

    これは人口の多さに起因すると思う。あれだけ人がいると自分の意見を通すことはおろか、ファーストフードのカウンターで自分の注文を店員に聞いてもらえない可能性もある。さらに、そうした状況で並んでいても割り込まないと自分の注文が通らない可能性もある。そもそもファーストフードの店員なんぞ「やる気無し」なことも(※やる気は無いが「悪意」も無い。そもそも表面上は社会主義国で、その名残くらいに思えば腹も立たない)あるし、人が多すぎて店員も注文をさばくのも大変だ。さすがに最近では「愛想のある」接客する店員もいるが、基本は「期待しない」ほうが良い。

    そんな状況だもの、そりゃ声も大きくなる。


    (参考動画:北京の食堂でランチしたときの光景。1:10あたりで私が注文タイミングを伺っている。また、その際に他の客が「アリペイ」で支払っている光景は今時の中国。)

    ※写真は上海のケンタッキーフライドチキン(2015年7月撮影)。カウンターに横並び。それぞれがあれやこれ言っている光景(前も後ろも関係無し)。

    ●集団で行動する

    これは単に海外へはツアーで行くから。個人旅行で海外へ行く中国人はかなり高い教育を受けていて、英語がある程度できるような層だと思う。日本人だってさほど変わらない部分で、ツアーじゃないと海外行かないという人は多い。なのでそこは中国人だから、と言うことでも無いと思う。ただ、マナー全般について言えば確かに問題あるが、情報量が増えたり、ライフスタイルの変化と共に、少しずつながら変わりつつあるんじゃないかなぁ、という空気は感じる。

    あと、個人的には人見知りというかシャイな人たちという印象がある。こちらが外国人とわかるとけっこう引かれるようなことはある。ただ、これは私個人の風体に起因するかも知れないところなので何とも言えないが。

    ●臭い

    これはおそらく食文化とか入浴習慣など、いろいろ要因はあると思う。

    10年以上前、ミュンヘンのドミトリーに泊まった際に、中国人二人と相部屋になった(彼らはドイツ語を勉強しに来ていた)。そのときも部屋中が「中国」の臭いがした。深夜に現地人とおぼしき白人が来たが、早朝逃げるように出て行った。

    場所や人によってはそんな臭いしないんだけど、それでもまあ、臭い人はいるよねぇ。東京でも山手線でホームレスが乗ってくると独特の不潔な感じの臭いがするが、ああいう臭いでは無く、食文化に起因するような、香辛料のような臭い、と言ったところ。


    (参考動画:慕田峪長城(万里の長城)で長城行きのゴンドラ乗った際、5名ほどの中国人と一緒になったが久しぶりにあの臭いがした(1:20あたり)。不快ではあるが、不思議なのはこの臭いは毎回誰もが同じということ。)

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    「人が多い」ということについて少し触れる。

    14億人とも言われる人口の規模は日本にいるだけではそのスケール感が掴めない。単に14億人が中国全土に均一に広がっている訳では無く、一説によると7割が東側に住んでいる。上海、北京に至っては2,000万都市だ。ただ、中国はとにかく「広い」。人が多くて広いというのを感じたのは上海の高速鉄道の駅で実感した。

    (参考動画:上海虹橋駅のATMでキャッシングした時の様子。前半に駅構内の映像有り。)

    この駅は高速鉄道(新幹線)の駅で、天井高さも面積も日本人の想像を超える。動画は平日の金曜日なのでそれでも人が少ないほうだろう。これが週末や、特に9,000万人が移動すると言われる「春節」の時期になるとどれだけ人が溢れかえるのか想像するとぞっとする。

    他に人が多い場所と言えば「観光地」。中国人にとって海外旅行はまだハードルが高い。そのため上海や北京は中国人にとって「人気の観光地」である。むろん場所によるが、夏の上海の外灘(ワイタン)エリアはウンザリするくらい人がいた。

    ※ほとんど中国人。外国人観光客が見当たらない(写真は2015年7月撮影)。

    ※この写真の後ろ側が上の写真の場所。ここは歩行者天国ではなく車道(2015年7月撮影)。
    渋谷の交差点なんて比べものにならないくらい人であふれていた。

    あと、移動インフラや街中を見ていると、道路幅はアメリカ並みに広く、道路はどこまでも続いている。主要幹線道路は渋滞もよく起こる。

    ※ホテルから路線バスで上海虹橋空港へ行く途中の様子。(2018年11月撮影)


    参考動画:天安門広場前の交通量(2:58あたりから)。「人民服に自転車」なんて人はどこにもいない。

    ※上海虹橋駅のタクシー乗り場。タクシーも移動手段として便利。ただ、駅のタクシー乗り場だと長蛇の列になることも。この日は待っている人少なめ。(2018年11月撮影)

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    こうして数回中国に行くと、大量消費、モータリゼーションなど、まるで「アメリカ」みたいだと感じる。本当に自動車の数が多い。上海、北京に至っては物価なんて東京より高い。スターバックスの一番安いコーヒーで600円ほどするが、現地の若者たちは買って飲んでいる。スーパーへ行けば若い夫婦が子連れで「和牛(※1)」を買っている(もし、現地に住んでいたとしてもとても高くて買う気にならない値段だった)。

    ショッピングモールに行けばユニクロはもちろん、日本のアパレルブランドが普通にある。日本食の定食屋へ行けば若いOLたちが「サンマ定食」を食べてるし、「日式」と書かれた製品や看板も至る所にある。「日式」とは「日本風」とか「日本式」という意味で、日本が人気なことがうかがえる。日本のスーパーはイオンやイトーヨーカドーがある。イオンに行けば日本と同じ生活ができるほど物があった(※値段は日本と同じかやや高い)。

    表面上、社会主義国ではあるが、その実は(いびつながら)民主主義国で、アメリカのような方向性を辿っている。ただ、漠然とどういうわけか「アメリカほどまだ気が利かない国」という印象。一言では言えないが、スケール感ややってることはアメリカっぽいが、何かこうまさに「気が利かない」んだよねぇ。その一方、彼らは後発なだけあって、先進国の長所短所を見極め、良いところはきちんと取り入れている。例えば、地下鉄の駅は東京やニューヨークよりも「エスカレーター」が整備されていて便利だ。そういうところは抜け目ない。

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    日本国内の報道だけではこうした情報は扱われない。「政治の部分」か「経済の部分」のどちらかだけを取り上げて報じられる。ただ、実際のところ政治の裏に経済ありきということは意識すべきで、諸問題があるにはあるだろうけども、日中双方どちらかというと「経済=お金」優先だろう。根拠は無いが、肌で感じたのは中国政府も政府と軍の間でもいろいろあるんじゃないかねぇ。

    本当に中国が日本を嫌うなら、日本人の渡航に制限がかかるはずだがそういうこともない。逆もまたしかり。現地で日本人だからと言って差別されたこともない。そもそも尖閣諸島問題なんて知ってる人のほうが少ないだろう。

    そんなことより中国の抱える問題ってかなり深刻で、個人的には「格差、少子高齢化、食料問題、相続税」、このあたりがキーワードだと思っている。少子高齢化に至っては一人っ子政策の影響で日本のとはわけが違う。

    そもそもあんな広い国土に何十、何百の人種や民族がいて、それをザックリまとめて「一つの国」とするのはいささか乱暴な気がする。

    それなのに人種、民族、言葉も違う14億人を管理して、食わせるって、中国政府もよくやるよ。

    それではまた来年末にでも。

    (※1)参考:和牛、中国で大量流通=禁輸理由に、カンボジア経由か(出所:時事通信)

     

    師走です。 仕事納め、なんてあるわけもなく、普段通り仕事して新年を迎えることになる。 それで、結局のところ当事…

  • 東京、上海、ニューヨーク

    ふと振り返れば師走。

    日々、何かとバタバタしてしいるし、今年やろうと思っていたことでできなかったことなんかがけっこうあったりもする。そこは私も人間なのでそうそう完璧にできる訳ではない。

    今年は事務所の移転、自宅の引っ越しなど手続きだけでもかなり手間取った。移転や引っ越しの諸手続は本当に面倒だ。事務所の移転に至っては管轄の法務局が変更になるのでその手続きの印紙代だけで6万円もかかった。

    その一方、今年は7月に上海、10月にニューヨークに行く機会があった。すなわち、一年のうちに東京、上海、ニューヨークを見比べることができたわけだ。

    ここ数年、上海は毎年行っているがこの都市は毎回行くたびに進化している。

    建物が増えているというのもあるが「人のマナー」が確実に向上している。昨年あたりなら街中を走る車はクラクションを鳴らしまくるし、歩きたばこも普通、道はゴミだらけであった。ところが今年はクラクションの音も控えめ、歩きたばこも減っている。ゴミにいたっては24時間体制で清掃員が掃除していた。

    (※清掃員の人はこの水色の制服を着て作業している)

    (※宿泊先の近所。すべてが清掃されているということではないが、明らかにきれいな場所が増えたのは体感した。)

    さらに、いまはやりの「シェア自転車」は上海が成功事例とされている。

    (※自転車は専用の白い枠線の中に停めることになっているのだが・・・。)

    これもまた場所によってなのだけど、こうした自転車が散乱していることもあれば、そもそも何社あるかわからないくらい競合が出てきているのも事実で、街中のいたるところに各社のシェア自転車が放置されている(※写真のオレンジ色の自転車は「モバイク」)。一応、各社乗り捨てられた自転車を回収し(自転車にはGPSが内蔵されており、前かごにソーラーパネルが付いていて電池切れしない仕様になっている)少ないエリアに振り分けているようだが実際には追い付いていないようだ。

    散乱している自転車についてはさておき、滞在中若者たちがこうした自転車で移動している光景をよく見かけたし、上海は自転車があるととても便利な街ということは知っているので私も使ってみたかった(海外からの旅行者には銀行口座の問題などいろいろと手続きが面倒らしく断念)。

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    さて、話をニューヨークに移そう。

    実のところニューヨークは二回目である。個人的には仕事じゃなきゃ行かない場所トップ10に入る。なぜかというと先に結論を言うと「東京」と変わらないから。実際のところ前回行ったのは7、8年前だったがそのときとさほど変わってもいない。

    街中はいたるところ工事しているし、渋滞もひどい。宿泊した場所は前回と同じところに泊まったが、そとでタバコ吸っているとタバコをせびりに来る奴もいる。治安こそ良いが「よろしくない人たち」もいるのは確か。

    (※外から写真撮ってたら中の兄ちゃんがこちらをガン見しててひるんだw)

    (※工事中のビル群)

    世界有数の観光地ではあるが、物価も高い。ちなみに物価に関して言うと、日本のビジネスホテルくらいのレベルで400ドルほどで、さすがに仕事とは言え金になるかどうかもわからない出張に費用はかけたくないのでドミトリーに泊まった。

    (※この部屋は四人部屋。入り口近くの下のベッド(←良い場所)で安堵した)

    (※自分のスペース。これ以外に専用のロッカーもある。)

    (※専用ロッカー。中にUSBポートが備わっている。これはちょっと感動)

    ちなみにこのドミトリーで一泊74ドルする。前回言ったときは34ドルほどだったと記憶してるので実に「倍」である。

    それでドミトリーなので世界中からいろんな人たちが来ていて、そういう人たちと会話するのも楽しい。みんな挨拶もするし、飲みに行けばすぐ友達になる。ドミトリーは貧乏臭いと思われるかも知れないが、一人旅なら悪くない(相当慣れが必要だがw)。ちなみに欧米の場合、ホテルだと場所も悪く、さほどたいした部屋でもない割に高いということはよくあるのでドミトリーのほうが気楽である(※中国では必ずホテルに泊まりますけどね)。

    前回行ったときとやはり時代が変わっているというか便利になった点も多々あった。

    まず、ネット環境。ドミトリーにはWIFIがビンビンに飛んでいるのだが、移動中はソフトバンクの「アメリカ放題」を利用した。これはとても助かった。現地でSIMカードを探す必要もなく、iPhoneの設定をちょこっとするだけで使い放題。

    ※昨年行ったケルンでは公衆WIFIを使ったのでSIMを探す必要なかったし、今回使わなかったがニューヨークにも公衆WIFIが飛んでいる。ただ、どの程度使えるか確信が持てなかったのと現地でわかったのだが各所にWIFIのターミナルがあるにはあるがそこではホームレスがスマホの充電をしていた。

    次に「Uber」。ニューヨークに行ったら是非お勧めしたい。私は二度ほど使ったがタクシーはメーター制だがUberはスマホから予約し、最初に料金が決まっている。ニューヨークは時間帯問わず渋滞がひどいのでこれはよかった。

    ちなみにシェア自転車もありました。

    正直なところこの「ステーションスタイル」ってどうなんだろうねぇ、、、秩序は保てるかも知れないけど台数が限られるし、ステーションに停める自転車も偏りそうな気がするのだけど。蛇足だけど札幌の場合、中心部のステーションなんてこんな感じだし(たまたまかも知れないけど)。

    (※↑札幌のステーション。完全に出払っています。一台だけありますが、あれは私が返却したやつです)。

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    さて、話をニューヨークに戻そう。

    ただ、便利になった部分もあるが、結局のところ新しいインフラやサービス増えたもののそれらは「ニューヨークだから」というものではない、と。街全体から受ける空気感は東京と変わらない。勝ち組と負け組の差が歴然としているというか、、、

    その結果、個人的に感じたのは東京とニューヨークは「ダウンサイド」しか残されてない、ということ。

    東京で働いていて「都民じゃない人」はかなりいる。ニューヨークも同様に「マンハッタンじゃない人」も多数いる。

    決まった(しかも狭い)土地の中でスクラップアンドビルドを繰り返し、新たな経済手段として「観光」があって、その一方、金融の連中はビルの中の見えないところで商売して大金を動かしている。儲かっているかどうかはわからないけど、少なくとも動く金額は膨大だ。ただ、その膨大な金の出所は「組織」の金で「個人」じゃない。誰かの金(※正確には誰かが集めてきた誰かの金)を動かしている。

    一方、中国(というか上海)はいまだにマンション投資がブームでそれって全部個人の金なんだよね。細かく言うと「相続税がない」ということも影響しているんだけど、現地で聞く限りではバブルがはじけると言われつつも値上がりが続いている。街中には不動産屋がいたるところにあって(これは東京も同じだけど)、掲示されている物件価格が東京並みでびびった。

    (※街中の不動産屋物件表。一元22円ほどとして安い物件で5,000万くらいから)

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    ここまで書いてまとまりの無い内容になってしまい、うまくまとめられないというか何を軸にしたらよいかわからないのだけど、東京、上海、ニューヨークを偶然比較してみる機会があってその情報量や気づいたことが多すぎて整理ができていない。これはこれで個別に友人らと飲みながら話そうと思う。

    いずれにせよ、何が良いとか悪いとかというよりも、時勢を読み解き、いつでも動ける心構えが必要だということだけは間違いなく言える。

    来年はどこに行くのか、そして何を見つけるのか、楽しみではあるけど何もまだわからない。

    ふと振り返れば師走。 日々、何かとバタバタしてしいるし、今年やろうと思っていたことでできなかったことなんかがけ…

  • あの頃の自分に。


    クリップオンストロボ 本格ライティング ~オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ

    僭越ながら先週より拙著が発売になりました<(_ _)>

    いつか、何かのタイミングで苦労話や裏話を書ければと思っているのですが、これで一つ肩の荷が下りました。

    私のワークショップを受講した方や、昔からの友人、知人は知っていることですが私の撮影技術は独学です。カメラマンという職業は国家資格があるわけでもなく、何か法的な規制を受けることもない。まあ、そうは言っても影響を受けている大先輩がいることも事実です。今回の拙著についてもこの大先輩の影響が大きく、正直なところ採算度外視でやりました。

    ちなみにこの書籍で儲かることは無いですw

    それでもなぜやったかというと、カメラマンをやろうと決めたは良いが何をどうしたもんだか分からず、闇雲にスナップを撮り歩いたり、いろんな本やサイトを徘徊していた自分に対して「こういう本があれば遠回りしないで済んだはず」という気持ちがあったからです。いま現在「あの頃の自分」と同じ苦悩をしている人たちの役に立てれば、という気持ちもあります。

    時折カメラマン志望の方と話す機会があるのですが、いつも言うのは「撮影技術よりも大事なことのほうが多い」、「撮影が占める割合は全体の10%以下」と話すのですが撮影技術よりも大事なことのほうがたくさんあるんです。写真撮るのが下手くそなカメラマンなんてわんさかいます。センスの無いカメラマンもたくさんいます。

    大事なのはそれでも食えている。

    ということです。前述しましたが撮影は仕事の全体の10%以下です。もっと大事なことが90%以上を占めるのです。そこに気づけるかどうかが重要だと個人的には思っています。

    ※逆を言うと「撮影技術があって当たり前」という見方もありますからね。そこは間違わないように。

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    「肩の荷が下りた」と書きましたが、いまの気持ちとしては売れ行きも気になりますが、それより終われたことにほっとしています。この本がパーフェクトだなんて思っていませんが、限られた条件の中でベストを尽くせたと思います。「次作」が無いことを切望するくらい辛かったですが、もしそういう流れになれば、、、それはそのとき考えることにしますw

    何はともあれ出版部数が多い本ではないですが必要としている人たちのところに届くことを願っています。

     

     

    クリップオンストロボ 本格ライティング ~オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ 僭越ながら先週より拙著が発売に…