
まずはこちらの動画から(※見なくてもいいけど念のため);
それでこれは何かというと日本では「オパライト」とか「オパ」と言われているライティング機器である。英語では「BeautyDish」と言います。主にファッション系の写真のライティングで多用されているのだが日本ではそんなに使われていない。というかファッション誌では見かけるが、そもそもコントラストが強く出るので日本人の好みじゃないのかも知れない。
ライティングの特性としては集光性が高く、その一方中心から外側へ向かう光量が急激に落ちるという特性があり、スヌート(スポットライトみたいなアレ)ほどカッチリではないが、外側が減光するので撮影結果はかなりハードな印象のライティングになるわけ。これがビシッと決まるとかなりカッコイイのである。
それでこの外観を見てもそんなにたいそうなものではない。でも、こうしたクリップオンストロボ用はドイツの通販サイトで90ユーロくらいしやがる。メールで日本へ送ってもらえるか聞いたが日本へは送れないという。そもそもアメリカへの送料が60ユーロくらいしてたし。
それじゃあ、ということで自作することに。
とりあえず100円ショップでプラスチックのボールとアルミテープを買ってきた。
ストロボを入れる穴を開け、内側にアルミテープを貼る。アルミテープを貼らなくても作れるのだが理想としてガチガチの光質を狙いたかったのでアルミテープを貼った。

直径が19cmで少し深めのボールを使った。もう少し薄くて大きいモノでも良かったのだが底部分の曲がり角度が洗面器やほかのボールだと光軸が広がりすぎそうな気がしたのでとりあえずこのサイズにした。GN43のクリップオンストロボなので拡散できる光の量も知れているので「ちょいピンポイント気味なライティング」を狙った意図もある。
そして完成後はお約束で最近ちょっと人気のモデルさん(?)にお願いして試写;

まぁ、モデルについては放っておいて、光の説明をすると、これは向かって左上から当てている。被写体に光が当たりつつ、被写体の外側の光量が落ちているのが分かる(かな?)。撮影場所が自宅のスタジオスペース(と言ってもかなり狭い)なので設置に関して自由度はきわめて低いが、概ね狙い通りになった。
ってか、十分だ。実戦投入してサイズが小さければ違う大きさで作ればいい。所詮材料費は200円なのだから(※ただ、見栄えがいささか気になるけども)。
それで設置場所を変えてもう一枚;

今度は向かって右上、被写体の真上に近いところに設置している。それで被写体のキャッチライト(目の中の光)を見ると小さな白い丸がある。けっこうバキッと発光していることが分かる。
そりゃ多少なり改良の余地があるにはあるが手応えを感じている。
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というかこのモデルさんは性懲りもなくいろんなことをする人だねぇ。

