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気晴らしに軍港を撮る。

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さて、思いつきで行ってきた横須賀。世界的に有名な「軍港」の一つである。米海軍と日本の海上自衛隊が共存していることでも有名。ここには世界最強の「第七艦隊」が駐留していたりと日米両国にとって重要な戦術拠点でもある・・・。

政治的なことはよくわからんねぇ・・・。

第七艦隊と言えば海江田四郎率いる原潜「やまと」にこてんぱんにやられたとかくらいしか知らない(※「沈黙の艦隊」参照)。

それでとりあえず「軍港めぐり」というのに参加したのだが(というかこれがメイン)、かなりの人気アトラクションらしい。そりゃ桟橋からすでに第七艦隊のイージス艦やら海自の護衛艦も見えるんだから子供じゃなくてもワクワクする。妙に男の子心をくすぐると言うか。

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さて、それでこの日の装備としては;

・EOSKissX(現行の四世代前(古っ!w)だが借り物。)

・レンズはTAMROMのF2.8 17-50mm(35mm換算26-80mm相当)

・GR DigitalⅢ 28mm相当

である。現地に着いてから焦点距離がどちらも非力だと思うもあとの祭りである。ここまで来たらどうしようもない。こういう時はGRという広角単焦点だと完全にアウト。EOSだけで撮ることにする。ちなみにこういう時に複数台持って行って迷うと言うことは私の場合はない。なぜなら面倒だから。

そして出航したら撮ることにだけに専念。

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このクルージングの所要時間は45分ほど(1,200円ナリ)だがその間ずっと撮っていた。それでこのEOSKissというカメラは重量こそ軽いがレリーズ音が大きく、中のミラーが落ちる時の衝撃も上位機種よりは大きい(音の原因はこれ)。連続で撮ることを想定していないから当たり前なんだろうが、他の乗客の方にとってはうるさくて迷惑だったろうに。

そして出航して5分もたたないうちに米軍のイージス艦がずらっと並んでいる;

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おお、映画とかで見たことある奴じゃんよ♪

こうしている間もひたすら撮り続ける。それでその向かい側には海自の護衛艦がずら~り;

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日本の海自もなかなかやるじゃないか♪、と思いながらも撮り続ける。

それで一眼デジカメ(ズームレンズ)で撮るときというのは私の場合趣味的な感じで撮っている。なんせ「楽」なのだ。シビアにピントを意識する必要も無いし、レスポンスも早い。ましてやこの日は晴天だったのでオートフォーカスもそれなりだがきちんと作動している。手ぶれのリスクも少ない。構図に悩む必要もない。

ぶっちゃけ楽ちんである。

船はさらに進み眼前には原子力空母「ジョージワシントン」が現れた。

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全長330メートル。甲板上に公式サッカーグラウンドが二面入るというのだが、停泊している場所が船から遠くてその大きさがあまり伝わって来ない。高さは20階建てのビルと同じくらいだと説明されるんだがもうちょっと近くに寄って欲しかった。写真では目一杯ズームしているが、実際にはまだ小さく見える。レンズをもっと焦点距離の長いものを持ってくれば良かったとこの時ばかりは後悔。

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次は潜水艦。潜水艦は日米合わせて三艦は見た。これは海自の潜水艦で「磁気検査」というのをしているという。こんな設備があるんだー、と感心。

途中、停泊中の民間船舶も散見されるのだがこれは日産自動車の輸出用の船;

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一度に5,000台積めるそうな。こうして見ると知らないところでいろんなものがあるんだなー、といい歳して感心するばかり。そう考えるとまだまだ世の中知らないことがたくさんあるんだろうな。

そして船は長浦港へと進む。

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長浦港には自衛艦隊司令部があるのでここにも艦船が停泊している。ってか海自ってこんなに船持ってるんだな、というのが素直な感想。なんというか「税金パワー」ってスゲーんだな。

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自分の子供には自衛官になることを勧めたいと思うことがある。そりゃ日本の財政を考えると呑気なことは言えないが、他の国家公務員よりも安定しているし、世界的に評価され、震災時にその活躍ぶりによって国民の信頼を得たことは記憶に新しい。事実、他の公務員よりも特殊技能も身につくし、私の知る限り待遇が良い。

さらに新井掘割水路を抜けて汐入桟橋へ戻る。

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それにしてもどんだけ船あんねん。。。

これだけの装備をもってもなお「自衛隊」と称するのは無理があるだろうに。

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いずれにせよ船好き、軍艦好きにはたまらない場所だな。こんなのばっかり撮っているカメラマンもいるんだろうな。それにしても一緒にいた乗客のおじさんたち、私よりも立派なカメラ持ってるんだけどさほど撮らないのよね。いや、正確には趣味と仕事の違いなのか。それとも写真との向き合い方の違いか。

いつも「量の伴わない質はない」と言い続けているわけだが、「量を撮る」というのは大変であることは重々承知している。ただ、量を撮らない限り課題も見えてこない。

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結局、45分で400枚ほど撮った。なんか普段の被写体と違い、撮るべき対象が明確だということは非常に撮りやすい。当然外したり、微ブレしているのもあるんだけど、それでも楽しく撮れた。まぁ、満足できるレベルかと言わればそんなことは無いんだけどお遊びというか、普段使わないカメラでイージーに撮るというのは気分転換になって良い。普段撮っているスナップのほうが数倍いろんなことに気を遣う。スナップというのはある意味「撮って良いもの、撮ってはいけないもの」をとっさに判断するシチュエーションが多く、瞬間の判断が必要だ。スナップで重要なのはとにかく「スピード」なのだ。

でもこの時に限っては目の前の船を撮ることだけに専念すればいいわけで、いつもよりも撮る上での負担が少ない。ゆったりとカメラの設定を変える余裕もある。

そしてさすがに短時間に大量に撮ったので下船したときには手と指が痛くて仕方なかった。

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ガイドの兄さん曰く、横須賀でこれだけの船が停泊していることは希なんだそうな。思いつきで行ったけどこれはラッキーだった。

そして終了後の感想としてはそろそろちゃんとした一眼デジカメを一台くらい持ってもいいかな、、、と。

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