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「Lives without a Title」 “ChapterⅢ on the street”

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本日も昨日の続き


結局、三章で分けるという方向性は決まったのだがこれらの写真を床に並べてみるとフラットな印象であった。また「色」に関してはカメラ任せのカラーではなく、自分が見たときの色味を再現することにした(記憶色)。ただ、カラーのままだと全体に起伏が無く、また見ていて飽きるというか感覚が麻痺してくる。

なのでモノクロをメインにすることにした。

モノクロにすることで「色は見る人に委ねる」効果を狙ったのだがモノクロだけというのもやはりどうも違う。紙の質感やサイズに寄るのだが、さすがに2Lプリントを挟んでいるだけなのでどちらも自分のイメージと違う。

それで「カラープリント」をところどころに配することでメリハリを付けることにした。

モノクロだけでもカラーだけでもなく、モノクロメインで突然カラー写真(しかも横に大きい)が目に飛び込ませることで最後まで見てて飽きさせない工夫をした。なんというか、「お口直し」というか、寿司で言うところのガリみたいな感じ。

これで少しは全体構成が意味を成すような気がしたし、こうする以外の方法を思いつかなかったというのが本当のところ。

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こうして一部を抜粋し、ブログに載せてみたわけだがこれが見る人にどう見えているのかなんて知る由はない。自分でもこうして一つのテーマとしてまとめたのはある意味初めての経験だったのでこれはこれで意義があったと思う。

確かに「分かりやすさを狙う作戦」というか、善し悪しは別として「ウケル写真」というのはあるし、人気の写真家の真似をするという方法もある(※真似することを否定しない)。最近の分かりやすくてウケル写真の傾向としては色味が鮮やかで綺麗だったり可愛かったりするもので、例を挙げるなら花や動物、そして子供がその典型だし、女の人をモデルにするというのも「ウケル」わけだ。あと、ズームレンズを使って背景をぼかすという撮影手法も有効で「それっぽく」はなる。

今の時代はとにかく読み手に考えさせず、楽に分かるものがウケル時代である。

ただ、個人的にはそこに対してちょっとばかり抵抗したい。世間があまりにも思考停止状態であることに疑問を持つし、流行を狙うと陳腐化するのも早い。そもそもそれって「私の役目」と思えない。わずかな経験と撮影技術でそういうものは撮れるのだよ。

「どっかで見たことあるな」とか「自分でも撮れる」と思われたら負けだと思うし、奇抜さだけではビジネスにしづらい。前にも書いたが「奇抜さ=芸術」ではないからねぇ。

なかなか上手く自分でも整理できてないので伝えられないが。