たまにだが私の写真を見て;
「どこのカメラ使ってるんですか?」
とか;
「ホンコンさんのカメラなら綺麗に撮れるんでしょ?」
と聞かれることがある。・・・・、いや別に良いんだけど&いちいち反論しない、だがこれはかなり誤解だと思う。同じカメラでも撮る人によって全然違うし、後処理の手法が違ったりもするので一概に「機材の問題」とは言えない。誤解している人というのは思っている以上に多いようだ。
それで時折「カメラの損益分岐点」について考えることがある。測定方法は人によってバラバラだし、仕事で使う人、趣味の人でも違う。
普通の人が年間に何枚くらい撮るのか知るよしもないが、カメラ本体の損益分岐点を私の場合は基準はシャッター一回当たりの単価としている。計算方法としては;
購入価格÷シャッター回数=シャッター単価
なぜ「シャッター単価」というとデジタルになって撮影枚数というのは「無制限」になった。アナログよりも大事に撮らなくなった、という意見も聞くのだがそんなこと言っても仕方ない。我々デジタルネイティブ世代はその恩恵を最大限に活かすべき。それにデジタルになってお蔵入りする写真も多いので定義として「撮った数」というのは定量的な分析には使えない。
ならば残るは「シャッターの回数」がもっとも客観的で信頼性のある数字だ。
それで前述したが普通の人が撮る枚数に関して参考までに2002年当時の私の撮った枚数は現存している過去のデータで「183枚」であった。その後、サラリーマン時代全く撮っていない(というか記録が無いのでわからない)年もあったり、かなり撮っていたりとバラバラ。
そう考えると恐らく普通の人はせいぜい2,000~3,000回/台じゃないかと推測する。
それで一つの目安としてカメラを買うときは;
購入価格÷3,000回=シャッター単価
としてその単価が自分の金銭感覚に合うかどうかで悩めばいい。機種選びなんて好きなカメラで良いし、ぶっちゃけ「差」は無い。あくまで好み。今時のカメラを「機能」で選ぶ意味はない。あとはその単価が自分にとって高いか安いかの判断である(※最近のデジカメのCMを見ていると機能で差別化できないから豪華な「タレント」使ってるでしょ)。
なので最低でも3,000回はシャッター押す前提でたとえば5万円のコンデジ買ったとすると;
50,000円÷3,000回=約17円
となる。個人的な感覚値では10円/回あたりが持っている「撮影技術」と「使用頻度」のバランスが取れている趣味で使う人の落としどころじゃないかと思う。
また、カメラの耐用枚数というか回数は、GRdigitalで30,000回程度、一眼デジカメだと100,000回程度は耐えるのが標準的らしい。ただ、実際のところ可動部分、特にモーター周りが先に壊れる可能性が高いので一概には言えない。
私が使っているGRⅢは約8,000回でユニット交換したのだが、原因はレンズがせり上がるモーター部分の不具合だったし、その前に使っていたGRⅠの場合、7,000枚ほどで電源ボタンとアナログダイヤルが干渉し、操作できない、終了できないという不具合が出た。正直この程度で不具合が出ると困るのだが、値段も値段なのでまた買えよ、という話ではある。
なので今度カメラ買うときは2台は買うことになると思うとちょっとげんなりしてしまう。
実際のところもう一台GR欲しいのだが、それまた考えものなので保証期間内に撮りまくってまたユニット交換してもらおうと画策中である。


