
最近昔の写真を見返している。
これが実に恥ずかしい。
普通「昔の写真」といえば「自分の写真」だが私の場合は確かに「自分の写真」だが違うのは「自分で撮った写真」ということ。
それで今回は5年ほど前に行ったヨーロッパでの写真について。
見ているとあの頃の「私」は一体何を撮っていたんだ?と自問してしまう。

今思うとあの頃は今ほど写真について考えたこともなかった。それに今ほど量を撮らなかったし、いちいち「考えながら」撮っていた。そこそこの(質の)写真を撮っていたようだがやはり量が全然足りてない。せっかくヨーロッパを三週間かけて回っているのに撮った枚数が900枚ほどというのも腹が立つ。今の私なら三週間で8,000枚以上は楽に撮れると思う。
そういう意味では「今」のほうが撮り方が雑になっているとも思える。
ただ、年齢と共にいろいろと成長したのと、スナップ写真という性質上「考えても仕方ねぇ~じゃん♪」みたいなオトナの割り切りが芽生えたのが大きい。あと、今思えばあの当時は持ち歩いたSDカードの容量を気にしながら撮っていたな。今ならそんなこと気にしないで撮るのに・・・。

今ではあの頃とは比較にならないほどの量を撮るので必然的に選べる分だけ使える写真があるように感じているだけかも知れない。
そしてやはり「考えても仕方ねぇ~じゃん♪細かいことは撮ってから考えればいいや!」という感覚は年とらないと生まれない感性だし、この差は大きい。

そう考えると少しずつ進歩してるんだろうな。今でも「さっきの一枚より今この瞬間の一枚の方が良い」と思うこと多々あるし、やはり数撮ればそれだけ成長するということでもある。
それで5年前の写真だからまだ辛うじて見ることができるが、それ以前の写真はもう痛々しくて見られないレベル。未熟な奴だ、と他人事のようにすら思える。
自分の撮った写真で自分の成長を感じるとは思いもしなかった。

