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スナップ撮影は一人で。

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連休も大詰めである。

それで皆さん遠くか近くか分からないがどこかしらにお出かけしたことと思う。

すると連休と言うこともあってカメラを持ち歩く人々の光景を見かけたと思う。そしてここ数年よく見かけるのが「カップル」だ。

二人とも首からカメラをぶら下げて手を繋いで歩いていたりする。中にはハッセルをぶら下げている若者たちも少なくない。ハッセルしかり、一眼しかり、両手で持たないと撮れない機材持ち歩いて片手を塞いでしまうというのは滑稽にも見える。

見ていて面白いのがそういう子たちというのはまず撮ってない。恐らく一日歩いて5~10枚程度だろうと思う。「感性」という意味で言うなら彼らのような若者の方が敏感で、繊細なので勿体なくも見える。いや、趣味ならそれで良いのかも知れないし、コンデジ持ち歩いているだけのハゲオヤジがとやかく言うことでもない。

ただ、私はそうした人たちの「技量」を推し量る能力は持っている。

110505_8.jpgそれでそんな話はさておき、結局のところやはりスナップは「一人に限る」ということ。誰かと一緒じゃまず撮れない。先日北海道で撮ったが移動は車だし、両親と一緒だと落ち着いて撮れない。気兼ねもするし、身内に撮っている姿を見られるのは恥ずかしいというのもある。

また、飲みに行くときも友人たちと一緒だと上記理由によりまず撮れないので私は集合時間の1時間以上前から集合場所周辺を散策してから行くことにしている。

あと、「ここは良い撮影ポイントだよ」と親切に教えてくれる人もいるのだが、そういう場所というのは撮られすぎてすり切れているような場所なのでさほど意欲が沸かない。

結局のところ一番楽なのはその日行く方向や起点となる場所を決めて、とぼとぼ気ままに歩きながら、感じたままに撮るスタイルである。なるべくなら人もいない方が良いので早朝を狙うことになる。あと、いつも遠出ができるわけでもないので時間帯をずらすことでいつもと同じ被写体との接触機会を増やすこととなる。こうなるとやはり一人で気ままに動いた方が撮りやすい。

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そもそもにおいてスナップ写真というのはセンスだの、機材だのというよりは「瞬発力」が重要だと思う。考えて撮るようなことはせず、「なんか撮りたい」という欲求が結果的に量に繋がるし、やはり量がなくては何も始まらない。

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まーこうして考えてみるとスナップ写真というのは孤独でストイックな作業の連続ということでもある。