






早朝の新宿を撮って来た。早朝の新宿というのは初めてだ。
どうも新宿という街は好きになれない。年に何度か飲みには行くのだが自分から積極的に行くような場所ではない。その昔、友人たちとボッタリに遭ったというのもその理由の一つかも知れない。
歌舞伎町を歩けば呼び込みが邪魔で散策もできず、西口はありふれた「居酒屋」だらけで面白味に欠ける。ゴールデン街を歩けば酔っぱらいにいじられる。
でも、なぜわざわざ行ったかというと「撮りに」行ったことがなかったという理由が一つとそれにもまして国家の非常事態の「新宿」を見ておくのも悪くないと思ったからだ。
よくも悪くもいつも通り、そんな感じか。
朝まで飲み明かした若者たち、仕事帰りのキャバ嬢、朝キャバなんだか風俗なんだか本業不明の呼び込みの兄ちゃんたち、英語圏ではないと思われる国から来た黒人。明るくなってきても客引きするアジア系女性。これからどうしようかと相談するカップル。家に連れて帰って安く済ませたい男と往生際悪くごねる女。
やっぱいつも通りだな。
節電ムードは、、、無い(笑)
無責任なことを言ってしまえば今は「いつも通りの場所」が大事だと思う。どっかガス抜きできるような場所がないとみんなストレスが溜まる。それが爆発したときのことを思うとやはりこういう場所は必要だ。
ただ、気になったのは「大人たち」をあまりみなかった。オヤジしかり、ビジネスマンやOLなど。朝まで新宿では遊ばないのか、それとも大人たちは違う場所で遊んでいるのか。確かに「どちらかと言えばオヤジの私」が新宿では遊ばないと言っているのだから新宿以外の場所なのかもね。
それでホームレスも見方によっては「都会の被災者」とも言えなくもないのだが、やはり彼らの場合はそこから抜け出すわけでもなく、再建とか復興とはベクトルが違う。地震のずっと前から彼らの時間軸は同じだし、地震があったところで彼らの周辺環境は変わっていないんではなかろうか。
別に感傷的になっているわけでもなんでもない。
結局、西口から歌舞伎町をかすめてゴールデン街まで歩き、176回シャッターを押してはみたものの、帰ってきてからどうまとめようか考えたところでまとまらず。どうも個性がないというか(東京全体に言えることだが)。
とりあえず「ホームレス」でくくって、モノクロにしてみたらなんとなくそれっぽくなった(ような気がした)。
写真だけってのも愛想がないので「いつも通り」読み応えも無ければ価値の無いよもやまな感じの駄文を付けてみた。珍しく「土曜版」である。
このつづきはネタ切れしたときにでも(※来週早々かも(^^;))。

