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「いい写真ですね」VS「綺麗な写真ですね」

今のご時世日本人はもとより世界中の人たちが「カメラマン」である。

携帯電話にカメラが内蔵さていることに起因するのだけど、それにもましてカメラを持ち歩いている人たちを見かけない日は無い。まー、皆さんたいそう高価なカメラをお持ちでいらっしゃるわけです。

私もドン引きするくらい高価なカメラをね。

それで日々数百単位の写真(というかビジュアルイメージ)を目にしている私としては意外とそうした「高価なカメラで撮られた写真」というのは飽きているw

さすがにいろいろと関係各位に防波堤を築いているのでこれ見よがしに私に写真を見せる人はいなくなりましたが、要するに高価なカメラで撮った写真というのはそれなりに「綺麗」なのだよ。

それでも年に何度か「どうだぁ、良い写真だろう!」と見せられるのですがそういう場合はたいてい「綺麗な写真ですね」と言っている。

私が「綺麗な写真ですね」と言ったらそれは「興味がない」ということです(大笑)

もうね「日常を切り取った」なんて言われた日にはもう罵倒しかねないですからね♪あとただ「ボカした写真」もアウトw

一方、「お!」とか「面白い!」と琴線に触れる「何か」があれば素直に「いい写真ですね」と言っている。画質が汚くても、ピンぼけしててもお構いなし。撮った人のセンスというか知恵とか工夫の感じられるものは素直に褒めているし、こちらとしても具体的な感想が自然と出てくる。経験とか技量なんて関係ない。

私はクリエイターでもアーティストでもないので写真見て感傷的になりませんし、ビジネスの一環としてしか思っていません。そもそも撮影業務というのは端的に言ってしまうと「伝えたい何かを持っている人の代わりに表現すること」でしかないわけで、お金払ってくれる人が満足してくれないと話にならんのです。

ちなみに私自身、自分の撮る写真が一番良いなんて思ってません。それに「写真が上手い人」なんて世の中に溢れてますから。ただ、伝えたい何かを持っている人の代わりに写真を媒体にして「伝えるお手伝い」は上手いと思います。

なのでとりあえず皆さんもどうしようもない写真を見せられたら「綺麗な写真ですね♪」と言っておけば人間関係に傷が付くこともなく、相手も喜んでくれます。

ってかこれを書いてしまうと先々「綺麗な写真ですね♪」と言いづらくなるな。