
以前、ダブリンに留学していた友人Mikihisa氏より貰った「Bushmills 16 years malt 」を開栓してしまった。
なんか一区切り、めでたいことがあったら開けようと思っていた酒だがなんとなく開けてしまった。
まぁ、いいか♪(笑)
年数相応の男っぽさがちゃんとあり、かと言って20年とか30年ものほどの重厚さはなく、ギリギリ手の届く、懐具合が多少寂しくても気にせず飲める味わいと言える(※数年前に某氏の奥様からお送り頂いたウイスキーはなんか正座しなくちゃならないようなほどの高級品でこんな感じで飲めませんでしたが(笑))。
彼もアイルランドに留学していただけあって留学前と留学後では酒のウンチクもそれなりに増えており、貰った件のウイスキーもなかなかの味わい。私の好みを知っている人間が増えるとそれだけ呑みに行くときの労力が減るのだ。
アイリッシュウイスキーの細かいウンチクはwikipediaに譲るとして、美味しく、そして値段を「ギリギリ気にせず飲める酒」が15年前後のウィスキーである。
日本で買えば3,500~4,500円くらいのレンジの酒であろう。
バーで飲めばワンショット1,500~2,000円くらいの酒だ。
私はウイスキーが好きである。そりゃビールも好きだしジンも好きだ。焼酎だって飲むし、気が向けば梅酒だって楽しむ。カクテルはスクリュードライバーかマルガリータ。
でも、一番好きな酒はウィスキーだ。
人口規模が20万以上の都市には相応のバーがある、これは私が仕事で東日本エリアを縦横無尽に出張しまくっていた頃の教訓である。
また、宮城県にあるニッカの蒸留所以外の蒸留所には行っている。最近では弱小のディスティラーがあるというのは知っているが一般公開していない。これはウィスキーという商品の性質上新規参入には10年以上の歳月がかかること、そもそも資本力が無ければ一般流通させるほど仕込めないという事情もある。
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(蛇足)
商品の性質上、ウィスキーメーカーは上場してはいけない、と言われている。これは竹鶴政孝が言い続けていたのだがまさにその通りだと思う。とにかくウィスキーは売れるような「状態」になるまで時間がかかるのだ。これをわけの分からない株主にとやかく言われてしまうと品質が落ちるのである。
でも、一度ニッカはそのタブーを犯している。
東証二部に上場していた時期がある(後にアサヒビールの100%子会社となるがわずか10年ほど前の話である)。
絶対とは言えないが新規のウイスキーメーカーというのは難しいビジネスだと思う。
経済合理性では語れない世界だよ。
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「ウィスキー」というたかが酒だがそう考えると実に深い酒である。だからと言って他の酒を軽んじてる訳ではないがやはり時間と価値が比例するというカルチャーには尊敬というか、ある種の憧れに近い感覚を持っている。
そして、数年前から声を大にして言い続けているのだが;
日本のウイスキーは世界一!
ということである。味わいも繊細だし、男っぽいものからフェミニンな味わいまで追求されている。ブレンデッドに関してはやはり日本のブレンダーは世界一だと思う。
日本のお家芸は家電や車だけではないといつも思う。

